กอด IMDb (Thailand, 2008)★★★
タイ映画を見慣れていないのが大きいと思うのだけれど、どうも最後まで見るのが難しい作品が多い。今作も正直かなり苦しかった。笑いのツボというか、そういったところがちょっとわからないんだと思う。
でもこの作品がいいと思うのは、とにかく風景が美しい。冒頭のおっちゃんがランニングしているシーンから、最後の茶畑のシーンまで、ハッとするような美しい自然美。そしてアジア圏であることを感じさせつつも異国風な下町の風景もまたいい。
あらすじ(Jaihoより): 生まれながらにして3本の腕を持つクワンは、器用に仕事をこなすことが出来る腕以外はまったく普通で、腕のことを彼自身はあまり気にしていなかったが、そのせいで学校や職場では様々な差別を受け、彼女にも振られてばかりだった。専属の仕立屋だったタウィーおじさんが亡くなったことを知り、ショックを受けた彼は3本目の腕を切断する手術を受けるため、友人のローリーの運転するバスでランパーンからバンコクへ行くことを決意する。その途中、彼は男に襲われそうになっていた美しい女性ナーの危機を救い、夫を探すためにバンコクへ向かうという彼女と同行することになる…。