きょうもてれんこぱれんこ

おうちで観た(マイナーな)映画の記録。週3本更新、できたらいいかな

国際市場で逢いましょう

ポスター

국제시장 IMDb (South Korea, 2014)★★★★

うん、これは楽しいいい映画。ポスターももちろんだけど、戦後の復興を明るく描くこの雰囲気も、「ALWAYS 三丁目の夕日」に似てるよね?

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困難を経験しながらも強く明るく生き抜く、ちょっと癖のある主人公たち。どこか飄々としたその様子に、クスリとしたりホロリとしたり。テンポもすごくよくてこちらを飽きさせない。時系列ではなく時間が行ったり来たりするんだけれども、それがいい切り替えスイッチになっててよし。苦難の人生を描く感動大作とかではなくて、重いテーマを軽いタッチで描いた娯楽作、それがいい。

ちなみに原題の直訳は国際市場で、英題はOde to My Father。この英題はなかなかいい。邦題は…どうだろう、なんか頭の中でフランク永井が唄い始めてしまうのだけど。

 

あらすじ(Jaihoより):  幼い頃、朝鮮戦争時の興南撤収作戦による混乱の中、父、そして妹のマクスンと離ればなれになり、母と残された2人の弟妹と共に避難民として釜山で育ったドクス。成長したドクスは父親の代わりに家計を支えるため、西ドイツの炭鉱への出稼ぎや、ベトナム戦争で民間技術者として働くなど幾度となく生死の瀬戸際に立たされる。しかし、彼は別れ際に最後に交わした父との約束を守り、家族のためにいつも笑顔で必死に激動の時代を生き抜いた。ドクスは、父や妹マクスンの消息を長い間探し続けていたが、ある日テレビの番組で、離散家族の再会に協力してくれる企画があることを知り、応募する…。