Sholay IMDb (India, 1975)★★★
ええと、黒沢映画の名作『七人の侍』のリメイクである『荒野の七人』をさらにリメイクしたものが今作。ストーリーラインはうっすらかぶってるけど、音楽の感じとかはThe Good, the Bad and the Ugly寄りな気がする。ハーモニカと口笛って何だっけ、あれじゃなかった? まあとにかく、黒沢というよりはガッツリとマカロニ・ウェスタン。
今までJaihoでみたインド映画はずっとテグル語だったんだけど、これはヒンドゥー。聞いた感じの言葉の違いは正直わたしにはわからない。歌ったり踊ったりしてる感じも大体一緒だなあ。
そういえば、ご存じの方がいれば教えてほしい。この作品の中ではホーリー祭が盛大に祝われている。あの有名なインドの色粉祭。同時に村人の中で大切にされているイマム(字幕では導師となってた)はモスクでお祈りをし、息子の名前はアフマドだかなんだかイスラム風の名前。イスラムとヒンズーが共存してる村? って半世紀前のインドではどういう存在なんだろう。片田舎で貧しくて盗賊団に狙われててってのは、なんか文化背景的にそこに意味を持たせてる? 深読みしすぎ?
あらすじ(Jaihoより): 2人組の泥棒ヴィールとジャイは、かつて勇敢な警部として名を馳せたタークルから呼び出される。警官を辞めて今は村長となったタークルの依頼は、彼の村を襲う盗賊の頭目、ガッバル・シンの生け捕りだった。やってきた村で、ヴィールは馬車の御者バサンティに惚れ、一方ジャイは、タークル家の嫁で未亡人のラーダーに心惹かれる。収穫期に穀物を奪おうと襲ってきた盗賊の手下3人を撃退した2人だったが、その後ホーリー祭に沸く村を、ガッバルに率いられた一味が再び襲撃する…。